感動した治療book

2012年12月08日(Sat) 突発性難聴

以前から腰痛や肩こり、眼精疲労で来院されていました。

お仕事がお忙しく、身体の疲労も出られていたある朝、突然突発性難聴になられました。
低い音が聞き取りにくく、耳閉感や耳周囲の張りがありました。

発症3日後から、病院での点滴に通っていただきながら、並行して鍼灸治療も行いました。
全身を調整する治療に加え、耳周囲の血流を改善する目的で鍼や灸、
刺絡などを局所的にも行いました。

治療は週に3鐃緒申4回行いました。発症後、鍼灸治療を始めたのが早かったせいか
改善も早く、治療3回目には耳閉感や耳周囲の張りはなくなっており、聴力も正常に戻りました。
また、それに伴い身体の調子も良くなられました。

症状が改善されてからも、再発予防と体調管理の為に週1回のペースで治療に来られています。

突発性難聴の治療に鍼灸は有効ですが、西洋医学的治療との併用でさらに早期の改善が
期待できます。
また、耳閉感や耳鳴りなどの症状にお悩みの方も耳周囲の血流を改善することで、
症状の改善が可能です。

50代  女性