ものもらい

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霰粒腫(さんりゅうしゅ)・麦粒腫(ばくりゅうしゅ)

一般では「めいぼ」や「めばちこ」「ものもらい」と呼ばれます。

霰粒腫(さんりゅうしゅ)

霰粒腫(さんりゅうしゅ)とは

霰粒腫イメージイラスト

まぶたの中にある、目の表面に油分を分泌する、目の内側にある「マイボーム腺」の分泌がうまくいかなくなり詰まってしまうことで、白いできものができたり、やや硬いしこりができます。
痛みは、さほどありませんが、まばたきをする度に異物感を感じ、見た目に非常に目立つのが特徴です。
細菌に感染すると赤く腫れて痛みを伴うこともあります。
免疫力の低下や、ホルモンバランスの乱れ等が原因と考えられていますが、原因が分からないことも多いです。

西洋的治療

目の中にコロコロと異物感があるだけの場合であれば、目薬(弱いステロイド剤)や軟膏で治る場合がありますが、腫れなどがひどい場合は、抗菌剤の内服、消炎鎮痛剤等を使用します。
自然治癒していくケースがほとんどですが、切開手術が必要な場合もあります。

麦粒腫(ばくりゅうしゅ)

麦粒腫(ばくりゅうしゅ)とは

麦粒腫イメージイラスト

目の外側にある汗腺やまつ毛の毛根に、黄色ブドウ球菌・レンサ球菌・肺炎球菌などが感染してしまい、化膿炎症をおこし、まぶたが赤く腫れてしまいます。
痒みを感じ、まばたきをすると目が痛い、充血する、ゴロゴロする等の症状を伴います。
健康な人の手や、髪の毛 顔等にいる菌「常在菌」なんらかのきっかけで、炎症を起こしてしまうのが原因です。

西洋的治療

原因となる細菌に対して、抗菌剤の内服、消炎鎮痛剤等を使用します。
また化膿が進んでしまい、症状がひどい場合は、切開して膿をだすこともあります。

鍼灸治療

鍼灸治療では、全身治療として患者様に合わせた中医学によるタイプ別弁証により、ツボを選穴して全身の気血津液が正常になるようにしていきます。また局所治療として、炎症をおさえたり、血流を良くすることで、血液中のお掃除細胞を活性させ、溜まった膿の吸収を促していきます。患部の上にお灸をするわけではありませんので、ご安心ください。当院に来院された患者様の症例をご紹介します。

症例

霰粒腫(さんりゅうしゅ)

症例写真

目を切開するか否かで大変迷われていましたが、鍼灸治療にて解消いたしました。
大変喜んで頂きました。

麦粒腫(ばくりゅうしゅ)・めばちこ

患者様の声
  • めばちこが鍼灸治療後、次の日にはなくなっていました。
  • 麦粒腫ができてもすぐに治るようになりました。
  • 麦粒腫ができにくくなりました。
  • 鍼灸治療で麦粒腫が治るなんて知りませんでした。

など、嬉しいご報告を頂いております。

霰粒腫・麦粒腫になってしまったら以下のことに注意していきましょう

  • 目の周りを清潔にする
  • 目をこすらないようにする
  • アイメイクの使用に注意する
  • コンタクトレンズを必要なときのみに使用する
  • 前髪が目にかからないようにする

などを心掛けてください。

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