感動した治療book

2009年07月20日(Mon) 自律神経失調症

数年前より両肩の痛みを感じるようになり、整形外科を受診されるが、レントゲンやMRIでは異常なし。
ついには、ひどい痛みにより仕事を続けていくことも難しくなった。
更には、夜に十分な睡眠をとることも難しくなり、「うつ病」と診断された。
「鍼灸が良い」と、知人のすすめで当院に来院。
当初は、「人と話すのが億劫で、すぐ疲れてしまう…」ということであったが、
治療4回目を過ぎる頃には、施術後に身体がポカポカとあたたまるのを実感され、
少しずつ自身の体調変化に気付かれた様子であった。
服用していた安定剤や睡眠導入剤の量を減らしても、寝つきは良く、
次第にぐっすりと眠れるようになった。
また、当初は
「頭の中にもやがかかったようにはっきりとせず、今自分がどこで何をしているのかがわかりづらい。」
というような状態であったが、治療を継続するにつれ、
「段々と頭の中がすっきりとしはじめ、非常にクリアになった。」と話して下さる。


現在も、まだやはり肩の重いかんじはあるものの、日によっては軽快する日があり、
朝の散歩を楽しむ心の余裕も出てきたそうだ。


自律神経失調症は、全身にもさまざまな症状が現れます。
治療は、あせらず一歩一歩と、症状を軽減させまいります。
ストレスによって、また体調が悪くなるときがあるかもしれませんが、治療を継続することで、
徐々に、ストレスに対する抵抗力を高め、前向きな捉え方ができるようになります。
今後も、院長の明るい笑顔とともに、スタッフ一同、皆様を勇気づけられますよう頑張ってまいります。


50代 男性

大阪市天王寺区 上本町院発信