感動した治療book

2012年11月24日(Sat) 寝違え

40代女性(紹介)

1昨年より体質改善の為1か月に2回のペースで通院されていらっしゃる40代の女性。

先日、寝起きに急に頚に痛みを感じ、時間とともに痛みが増して来たため来院されました。

首を前に倒すと痛みが増すため、まっすぐの姿勢を崩すのが困難な様子でした。

東洋医学には4つの問診法があります。「見」、「聞」、「切」、「問」の4つです。
「見」診は目で見る診察、「聞」診は見る以外の診察で、特に声の調子を聞くことに加え、体臭やにおいをかぎ、「切」は脈をみて、「問」診は言葉どおり、患者様に問う事で診る診察です。

この患者様は「見」診では、「動かすことができない痛み」から「動作時痛」がみられ、「聞」・「切」診から体の冷えが見られたこと、また、「問」診から寝て起きた時に急になった、というところから、睡眠中に露出した頚部に、東洋医学で病因の一つとなる「寒邪」が侵入して引き起こされた首痛、いわゆる寝違いと診断されました。
さらに、この診断に加えて、経筋治療もあわせて施されることになりました。

経筋治療は、体を巡る12経絡は、12本各々に栄養する筋肉があると考えられており、痛む筋肉を栄養する経絡の中で何等かの反応を示すツボ(経穴)に鍼灸治療を施します。
さらに、当院では、「切」診で再度脈をみながら、この歪みを修正いたします。
治療法としては脈が変化したツボに鍼とお灸を行います。
.これが抜群の効果があり、たいていの歪みは鍼と数回のお灸で嘘のように改善されるのです!この患者様もこの経筋治療のあとには、首の痛みは来られた時の半分にも減っていらっしゃいました。

今回の頚痛は寝違いの局所治療とこの経筋治療でたったの3日で解消されたと、驚きの声を頂きました。

これは嘘のような本当のお話です。

寒さが増すとともに「寒邪」に仕業による急性の痛みがどこかに発症した場合は、一度
当院の「経筋治療」を体感してみてください。