感動した治療book

2011年10月03日(Mon) ぎっくり腰

1年前より、ずっと継続して来院されている患者様です。

9月の半ばにぎっくり腰になり、動けないので予約をキャンセル
されていました。

今年は残暑が厳しく、9月に入っても暑い日が続いていました。
かと思えば、朝晩は急に冷え込んだり、気候の変化が激しかったと思います。
その急激な変化に身体がついていけなくなると、ぎっくり腰などの急性の症状が
出ることがあります。
実際、この患者様の他にも、3名の患者様が、9月末にぎっくり腰を訴えられていたのです。

この方は、なんとか動けるようになった後、近所の整骨院に行かれました。
その後、少しましになった状態で来院されました。

その回は、主訴である難聴の治療に加え、腰の治療も行いました。

その後、1週間後に問診をお伺いすると、「いつも通り耳の治療をお願いします」
とおっしゃったので、「はい、わかりました。ところで、腰は大丈夫ですか?」と
スタッフが尋ねると、「あっ…、そういえば、治りましたね」と腰のことはすっかり忘れていたご様子でした。

「そうそう。あの後、ほんとに腰が痛くなくなったんです。どうしてですか?魔法ですか?」と
不思議そうにおっしゃったので、改めて、鍼灸治療の有効性を認識しました。


台風が近づいたり、気候が急激に変化したりすると、身体の弱いところに症状が出ることがあります。
せっかく良くなっていたのに…と落ち込むこともあるかもしれませんが、それは季節の変化によるもの
なので、安心して治療を継続してください。急な症状は、程度が強い代わりに、わりとすぐに治るものです。

これからますます寒くなりますが、まり鍼灸院で元気に秋を迎えましょう。

50代 女性