感動した治療book

2011年03月19日(Sat) 突発性両耳性難聴

ある日、突然両方の耳がまったく聞こえなくなり、ネット検索により
来院されました。

両耳に補聴器を付けてはいますが、生活は不自由だということでした。
まだ中学生なので、自身の体調が思うようにいかずイライラすることも
しばしばでした。なにより、立ちくらみがひどく、たいへんお困りでした。

最初は、鍼もお灸も怖いご様子で、お母様に横に付いてもらいながら
ぬいぐるみを抱きしめて、懸命に治療を受けられていました。
しかし、思ったほど鍼は痛くないということがわかり、次第に笑顔が
こぼれ始めました。
お灸も、絶対に熱くないように、とシールを貼って、その上からしました。

うつ伏せの治療に入る頃には、すやすやと寝息をたててお休みのようで、
スタッフもお母様もとても安心しました。


現在、学校をお休みされて、多い時には週に2回治療に来られていますが、
ご本人もこちらをたいへん気に入っておられるご様子でした。
イライラすることも少なくなり、なにより、めまいがほぼなくなったそうです。

聴力の回復にはまだまだこれから治療を継続していく必要がありますが、
これからもスタッフ一同、頑張ってまいります。

10代 女性