感動した治療book

2008年10月04日(Sat) ある日曜日の治療所の風景

今回は、日曜日にまり鍼灸院スタッフをはじめ、いつもお世話になっている整形外科の医師、そして当院での見学経験のある学生を交え、まり院長の勉強会があると聞きつけ、カメラを片手に本院へと行ってまいりました。

今回の勉強会のテーマは「湿疹」。前半はまり院長の講義。そして後半は実技となりました。日曜日と診療所が休診日にも関わらず、スタッフをはじめ参加した皆さんは真剣にまり院長の講義に耳を傾け、少しも聞き逃すまいと、一生懸命な姿が印象的でした。また張りつめた空気を破るかのように、時折まり院長から飛び出す楽しい会話に、和んだ空気が流れ、メリハリの利いた講義風景でした。
「本院と曽根院での診療に加え、学校での講義そしてまた診療所での勉強会となると、大変なのではないですか?」
と、私の中で湧いた疑問をまり院長にぶつけてみると、
「正直準備は大変だと感じる時もあるが、スタッフからの要望にはできるだけ応えたい。求められると断れない性格なんです。」
と、いつもの屈託ない笑顔をみせてくれました。そして真剣な表情で
「見て学べという従来の形も大事だが、できるだけ早く一人前の治療家として成長してもらいたい。微力ながらもその手助けができれば、自分の時間を皆に費やす事など、惜しくもなんともない。若いスタッフが育つ事により鍼灸業界のすそのが広がっていけば、これほど嬉しい事はない。私とてまだまだ勉強の日々です。」
と、熱く語って下さいました。
まり院長の治療に対する真摯な姿に改めて感銘を受けました。
まり鍼灸院が「患者の絶えない鍼灸院」と評判なのも、このまり院長の人柄、そしてその姿を日々間近で見ているスタッフがいるからこそなのでしょう。
今後もまり鍼灸院には、目が離せそうにありません。